♯98 SILENT VOICE(18禁)第4話

♯101 Silent Surrender
 塚本八雲がフェラチオの代償に得たのは…
 凌辱描写を含みますので、ご注意ください

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 ザーメンをふき取り、呼吸と着衣を整えた八雲は対価を請求する。
 「姉の写真を返してください」
 どうやって出し惜しみしようかと考えたかけたストーカーは、落ち着き、強さを取り戻した視線に捕らえられ、不承不承鞄を探り、わざとらしく時間を稼いでから注文の品を取り出し、八雲に差し出す。
 プリントアウトされた十数枚の写真と、メモリーカードを受け取った八雲は念を押した。
 「これで、全部ですか」
 「ああ、『本当に』全部だよ『コピー取っときゃよかった、せっかくいい出来』」
 おもむろに裁ちばさみを持ち出してきた八雲は、写真を入念に、メモリーカードを無理矢理切断してごみ箱へ。
 『ああっ、もったいない……。でも』
 逆接の接続詞に続くのは、ゆがんだ努力が無為になるのを見せてもらったお返しに、鞄から取り出してきたビデオカメラの液晶画面を見せつける行為だった。
 (………ぴちゃっ、ぴちゃっ……ぐちゅっ、はぁ……はぁ……)
 そこには、男の物にしゃぶりついて舌を出し唇をすぼめる八雲の横顔と、水っぽい音声が明瞭に記録されていた。
 「そっ、れ…は……」
 羞恥に占められた顔を、映像から背ける八雲に追い討ちをかける。
 「これを二人だけの秘密にしておいたら、この続きをしてくれるか…」
 「警察に通報します」
 「な『っ?』」
 寸毫の躊躇も、何ら条件提示もしない八雲の即答に、遅まきながら思い知らされる。自分の痴態を隠し撮りされているのなど、百も承知だったのだ。その保険があれば実際そうしたように、男が天満の写真をすべて渡すだろうことを見越して、好きにさせていたに過ぎない。
 「これを!」
 再度カメラを八雲の目の前に突きつける。
 「皆に、クラスメートやら見ず知らずの男共に見られるんだぞっ」
 今度は視線を逸らさなかった。赤面したままではあったが、切れ長の目を画面と男に真っ直ぐに向ける。
 その凛々しさと、ほほや黒髪に残った精液との落差。
 「『犯りたい。出直せば手はあるけど、待てない、今、犯りたい』実はお姉さんの写真、まだあるんだ『嘘』けど」
 微塵もゆるがない。
 「『うっ、それにしても、本当にそうまでお姉ちゃんのほうが大事、かよ? 自、分よ…り。……にやっ』にやっ」
 何を考え出したか、よこしまな笑みを今日は表情にも出した。そしてビデオカメラを片づけ、帰り支度を始める。
 「そうまで決意が硬いんじゃしょうがない。君のことはあきらめるよ」
 「えっ……」
 その抵抗の小ささに、八雲が抱いた不安は的中する。
 「仕方がないから、このビデオを天満ちゃんに見てもらうとするよ。もともと『そのつもり』お姉さんが目当てだったんだし。可愛い妹のためなら何でも、それこそどんなことでも、してくれるんじゃないかなあ」
 「っそんな、卑怯……です」
 蒼白な呟きに、わざとらしい驚きを装って報いる。
 「まさか、今ごろ気づいたの」
 憤りに震え、唇を噛みながら身構える八雲に、胸ポケットから取り出したカメラ付携帯電話で牽制して先手を取る。そこには、ビデオと同じシーンを正面から写した静止画が、次々に表示されていく。
 「俺ケータイいっぱい持ってるんだ。もう送信済みだから、俺を投げ飛ばしてビデオを奪っても意味ないよ」
 震える長いまつ毛が影を、絶望が翳を、瞳に落とす。もはや隠す必要のなくなったビデオで、その憂いを嬉々として撮る男。
 「せっかく身繕いしたところ悪いけど、もう一度脱いでくれる。今度は下も全部」


コスパ
2006-12-25


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