♯98 SILENT VOICE(18禁)第3話

♯101 Solid desire
 塚本八雲が天満の盗撮写真と引き換えに強要されたのは…
 凌辱描写を含みますのでご注意ください

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 「どうすれば、写真を返してくれるんですか」
 「お姉さんの代わりに、お願いを聞いてくれるかな『お願い、って我ながらよく言う』。本当は天満ちゃんに頼みたかったんだけど」
 「何を、すれば……」
 「フェラチオしてくれる」
 「……フェラチ…オ、って?」
 「『純情ぶってんじゃないよ』俺のチ○ポを口でしゃぶって射精『は、分かるだろ』させてって、言ってるの」
 「……えっ……?!」
 長めの一呼吸を置いてから、八雲の顔が真っ赤に染まった。
 当然そっち方面の要求をされることは覚悟していたが、うぶな彼女の抽象的なそれは、具体的な行為を描写されて、もろくも崩れ去る。
 『本当に知らなかったのか。そういう子に無理強いするのも、面白いかな』
 「……それをしたら本当に、写真を……」
 常に物静かだった声音は今や、ただ弱くなってしまっていた。
 生来の受動的な性格は、姉のためなら最大限反転し、自身に関してはもろにむき出しになる。自分を守らないことが天満を守ることになる、という条件は、八雲の判断を誤らせるに足る錯覚だった。
 「最後まで、いかせてくれたらね。『とりあえず』写真はデータごと渡してあげるよ」
 男の言は当然のごとく信用しきれないものだったが、もはや後に退けない心理状態の八雲はおずおずと男に歩み寄る。
 「ああ、上は脱いでね。胸を見せるぐらい、サービスしてくれても良いでしょ」
 何がサービスなのか、軽やかにのたまう。
 「っそ、んな……」
 「やっぱり自分の、見られるほうが嫌か『そりゃそうだ』。天満ちゃんのはしょせん写真だしね。見るのは俺だけじゃないけど」
 胸ポケットの付いたジージャンを脱ぎ、タートルネックのセーターに手をやる。が、そこから先は思い切れない。
 「クラスで配ったら、天満ちゃんモテモテだろうな。烏丸くんも振り向いてくれるかも。俺がやったのを知ったら、播磨くんに撲殺されるだろうけど、写真はちゃっかり持ってくんじゃないかな」
 ストーカーが名前を挙げた二人は天満のクラスメートで、烏丸大路は天満の片想いの相手、播磨拳児は天満が片想いの相手だ。二人の共通点は、八雲に心が視えないごく少数の異性ということである。
 烏丸との接点は少ないが、たとえ多くても不可視に違いない。ひたすら無口で、とにかくつかみどころのない人だが、その分からなさが姉を惹きつけるのかもしれない。天満をどう思っているのかも完全に謎だが、最近の二人は悪くない感じのようだ。
 一方播磨は男が苦手な八雲にとって、縁あって物理的にも心理的にも一番近しい存在だが、わずかでも向けられれば視えてしまう彼女に、欠片も下心を視せないほど天満一筋だ。だからこそ視えなくても気づいたのだが、肝心の天満には、その想いはまったく伝わっていない。
 固有名詞を持ち出されたことは、八雲に脅迫の意味を現実のものとして考えさせ、目の前の羞恥よりも、「そのこと」への嫌悪を強くさせた。
 いま一度セーターに手をかけると、指先を震わせるためらいを押し殺して脱ぎ、シンプルなデザインの白いブラジャーも外す。
 左腕を曲げて隠すが、きゃしゃな腕には収まりきらず、軽く押さえられて変形した乳房は逆に、豊かさと柔らかさを強調してしまっている。その丸みから高めに位置する腰へと続く稜線は、細いけれどあばらの浮かない絶妙な肉づきで、ジーパンのウエストからのぞく骨盤から連なる、もう一つの丸みの均整の取れた量感をも期待させる。肌はあくまでも、どこまでも白く、信じられない程の細やかなきめを保っていた。
 男は、言葉を失う。腕をのけるように要求することも、フェラチオを催促することも、呼吸さえ忘れて、完全に見惚れていた。
 頭の中は、膨張し激しく脈動する血管で埋め尽くされ、思考も感情も追い出されて空っぽのはずなのに、何だか訳の分からないもので満たされている。
 その訳の分からないものを、今までにない直截さで視せつけられた八雲は見られているのを実感し、褪めていた肌を再び紅潮させた。端から合わせていなかった視線を、より遠ざけるために顔を背けると、耳からうなじまでもほのかに色づいているのが男の目に入り、その艶やかさに呼び起こされた興奮が、男にいくらか知能を取り戻す。
 「『落ち着け、落ち着け』じゃ、じゃあ、やってもらおうかな。まずは君の手で俺のを取りだ、出して『ど、どもってんじゃねえ』くれる」
 びくっ、と反応した八雲は、意を決してゆっくり近づくと、男の足下にひざまずいて、左手は胸に添えたまま右手をベルトに伸ばす。しかし男は自分で強要しておきながら、畏れ多いように半歩後じさり、自分の鞄に足をぶつけて今度は意識をそちらに向ける。
 「あっ、『おっといかん、忘れるところだった』ちょっと待ってね」
 手振りも加えて八雲をそのままとどめると、男は鞄を八雲の左側にあるちゃぶ台の上に乗せ、わざわざ向きを直して置き『これで良し』と、何かを確認して戻ってきた。
 「お待たせ。その気になってるのに水差してごめんね」
 その的外れな謝罪の皮肉さは、男が冷静さを取り戻しているのを示していた。それが自分にとって好ましくない傾向であることを悟りつつ、八雲は続きを始める。
 ズボンを下ろすと、その下のトランクスは男根の形を浮かび上がらせ、その先端から染み出した液ですでに多少汚れていた。男に目顔でうながされて息を詰めつつそれも脱がすと、立ち方も濡れ方も半端な陰茎が現れる。
 思わず目を閉じ、背けた八雲の横顔に、腰を突き出してそれを触れるか触れないかの境まで近づけると
 「ちゃんと見て、両手で握ってみて」
 朱の灯ったほほを透明な粘液でけがす。
 「じゃないと、っていちいち繰り返すの興ざめだから、言わさないでくれると嬉しいな」
 仕方なく男の物と、伏し目がちながら正対した八雲は、恥ずかしさのあまりさらに胸の辺りまで薄桃に染めて、それでも恐る恐る手を伸ばす。
 左手も胸から離していたが、少しでも視線をさえぎるように気を配って動かしていたら、それを男に見とがめられる。あきらめて脇を開くと、たわわな胸がかすかに震えながら初めてまともに男 ―― それはこの男だけを意味していない ―― の前にさらされた。
 八雲に触れられた陰茎は、小さく、しかし強く脈打ち硬度を増す。
 「なめて『なめて、なめて、なめて、なめて』」
 おずおずと舌を伸ばし、先端をほんのわずかになめる。その刺激のもどかしさに耐えきれなくなった男は、八雲の肩をつかんで腰を前に出し、逸物を艶やかな唇の端に押しつける。
 「ちゃんとなめてっ」
 抑えていた本音寄りの性急さで、繰り返し強要する。八雲は首を曲げて男の物を唇から離すと、逆らわずになめ始めた。
 根元に両手を添えて、そこからはみ出した亀頭と茎とをその境目も含めて裏側から舌でなぞる。体勢的に自然とそうなったのだが、偶然男が最も感じる場所の一つへの愛撫となった。
 男の物が大きくなり、先端からにじむ液も粘度と量を増して八雲の舌に絡みつく。
 「くちゅっ……ぴちゃっ、ふはっ……はう、くちゃっ………」


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 元来他者を否定的にはとらえない八雲の善良さ ―― それは部分的には他人との衝突を避けたがる弱さでもあるが ―― は、初めて、しかも無理強いされて見る異物に対しても嫌悪はほとんど感じておらず、その心を占めているのはいくらかの恐怖と圧倒的な恥じらいだった。
 その羞恥心が感覚を麻痺させて、自分の行為をぼんやりとしか認識できないままもうろうと舌を動かし続ける。
 「ぺちゃっ、ぺちゃっ………くふっ、ふう……」
 両肘を閉じて男根をつかんでいるため、間にはさまれた乳房が持ち上げられ、大きさを誇張しながら不器用な舌使いに合わせて波打つ。
 ペニスの先端からこぼれる液が、徐々に白く濁り始める。そんな変化はおろか、自分がなめている物の味もにおいも分からない飽和状態の八雲は、物問いたげな上目遣いで男を見上げる。
 彼女にすればこの行為を早く終わらせたくて、でもどうすれば良いのか見当もつかなくて男の様子をうかがったのだが、自分の物越しに向けられた視線は、奉仕したくてお伺いを立てているのだ、との幻想を抱かせる。
 「口にくわえて。歯を立てないように」
 男の指示に、固定されていた思考が回復する。その途端、今まで脳に届いていなかったペニスのにおいと味を知覚してしまう。
 「うぷっ…」
 なめているだけでも精一杯の「それ」を、口に入れろ……と? 八雲を支配していた羞恥心を、拒否反応が上回る。
 「いや……です」
 この期に及んで物静かな口調で、しかしはっきりと拒絶の言葉を吐きつつ自分の物から顔を背ける八雲の態度は、男にいら立ちと同時に加虐心を起こさせる。
 あごをつかんで少なからず乱暴に自分のほうを向かせると、耳元に今までにない凄みを効かせてささやく。
 「警告はこれで最後だ『必要なら何度でも言うけど面倒』。これ以上逆らうと、姉さんの写真あちこちに、ばらまくぞ」
 「それ、は……」
 八雲の首筋から抵抗ではなくあきらめを感じとると、あごにかけていた手を離し、逸物を突き出し、それ以上の催促はせずに待つ。
 「……くっは……うっ………」
 苦しげな息をもらしながら亀頭を可憐な口に含む。唇の熱と柔らかさが、肉棒を心地よく刺激する。
 「し、舌を絡めて」
 「ぐぷぅ……ぐちゅ………ちゅっ」
 言われるままに舌を使い出す。八雲の唾液と、男根から染み出す粘液が混じり合ってねっとりする感触に、亀頭が充たされるように張る。
 「うぐっ…ぐっ………うう? ……ぐふっ、ごふっ」
 ただでさえ膨らんだ亀頭に圧された口内にさらに男根をねじ込まれ、むせる八雲。
 男は少しだけ腰を引いてから、そそのかす。
 「自分で出し入れしたほうが楽じゃない?」
 再び、さっきよりは軽く自分の物を押し込んで八雲が動くのを要求する。今までより深く男根を含み、刺激を与えながら頭を引く。また男根を飲み込み、その行為を繰り返して頭を前後させ続けるうちに、時折加えられる男の腰の動きにうながされてスピードを上げる。
 八雲の動きにつれて異なる快感が、裏筋に、亀頭に、先端に間断なく与えられる。
 「ぢゅぷっ、じゅぷ…ずぷっ、ぐっぅ……ちゅぷっ、ぐぷっ…ぅ………」
 八雲の口からもれる声と音と、そして自分を見上げる苦しげな目元が、男の絶頂への行程を急加速する。こらえきれなくなり八雲の頭を乱暴につかむと、新たな行為を求めた。
 「先っぽを吸って」
 「……は…いっ………ちゅう、ぢゅう…ちゅぷ、ちゅぷ………」
 「根元をゆ、指でしごいて『もっと強く速く。袋も触って欲しい。もんだり、引っぱたり優しく……』」
 八雲は右手の人差し指と親指で陰茎をしぼり上げ、速度を増しながら、左手を陰嚢に添えて軽くもむ。陶酔する男も、いっぱいいっぱいの八雲も、言葉にしていない指示にまで従っていることに、思い至らない。
 限界に近づいた男は亀頭を引き抜き、八雲の右手ごと自分の陰茎を握った。
 「っぷはぁ……えっ?! ………」
 「きつく、きつく握って!」
 八雲の唇から唾液でつながり、てらてらと濡れた亀頭がさらに膨らむ。男の手で押さえつけられた手の平を肉棒も圧迫し、内なるうずきを脈動が強く伝え陰嚢が収縮する。
 男は的を外すまいと、八雲の顔を両手ではさんだ。
 男の肉棒が一方的な欲望を、激しく噴射した。その勢いは虚ろに喘ぐ顔だけでは飽き足らず、首筋から、荒い呼吸とともにかすかに上下する豊かな乳房まで、純白を濁った白で汚す。
 快感の余韻を求めて、未だだらしなくザーメンをにじみ出している肉棒を、ほほや唇になすりつけてくる男の行為を、疲労と混乱の渦中にある八雲は、されるがままに受け入れた。
 「はぁ、はぁ……はぁ、くちゅっ…はあ………ふっ、はぁ、はっ、はぁ……」
 閉じ開きする唇に糸を引くザーメンは、八雲の息をより乱す。
 「………ぴちゅっ…………」
 紅い舌にまとわりつく淫猥な音。

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    Excerpt: スカジャンの次はしぶ~く、ジージャンはどないでしょうか? チョット前までダサいといわれてた、ジーンズにジージャン案外目新しいかも・・・ ジージャンは着こなし具合でハードにもソフトにもスタイリッシュにも.. Weblog: 楽や/Rakuya racked: 2007-09-12 19:27
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